こんにちは！Cloverです
一般的なFIPの症状はどのようなものがあるか詳しく解説していきます！
一つ一つの症状を見るとFIPは他の病気と似たような症状も多く誤診を招く恐れもあります。FIPが少しでも疑われる場合、一度CloverのLINE相談窓口にお問い合わせください。一緒にFIPの可能性が高いのかすぐに判断し治療を開始しましょう。
FIPの発見が遅れると重篤な症状を発症します。病気の早期発見とFIP治療に有効なGS-441524の迅速な投薬治療開始を通して、より簡単に早期に体調の回復を見込むことが出来る病気です。
ㅣFIPの症状
ここではFIPの症状に関する詳しい情報をまとめました。保護者のみなさんがこれから紹介する猫伝染性腹膜炎の兆候を見つけることがまずは大切なことです。
以下の症状が見られた時はすぐに獣医師の先生の診察を受けてください。
▶ 猫伝染性腹膜炎の疑いから治療までの手順 – FIP Clover
– 原因不明の体調不良
FIPの症状は様々な疾患と類似している部分が多いですが、猫伝染性腹膜炎の治療はGS-441524のみが有効な抗ウイルス剤です。考えられる病気の検査・治療をしたが、原因が分からず改善傾向が見られない、悪化している状況の場合はFIPを疑う必要があります。
例えば、猫伝染性腹膜炎に伴う発熱の場合、細菌感染による発熱とは違うため抗生物質を投与しても好転反応を見ることが出来ません。
– 体重減少
その日の食事や水分の摂取量等の一時的な変化での体重の減少ではなく、数日間維持する体重が減少している場合です。
また成長途中の猫ちゃんの場合、体重の成長が止まっているのも特徴的な症状です。毎日食べているのに体重が減っている場合も注意が必要です。
– 食欲不振
ご飯の時の気分や天候による食欲の変化ではなく、明らかな食事の拒否です。
猫伝染性腹膜炎に感染すると、腹水・胸水が貯まることで胃が圧迫され食欲不振になったり、体内に起きた炎症への苦しみや不快感から食事を拒否するようになります。
– 発熱
体内でFIPウイルスが臓器や神経に浸透した時の免疫反応として発熱を引き起こす場合があります。微熱が続く場合も考慮してください。
定期的な体温チェックの他に、普段から猫ちゃんとのスキンシップを通して簡単に温度の変化をチェックしてみてください。毛の少ないお腹中心部分、肉球、耳を触ることで温度の変化を感じ取ることが出来ます。
発熱の兆候を見つけることでFIPだけではなくその他の病気を見つけることもできます。普段よりも高いと感じた場合、動物病院に行き診察をしてもらってください。
– 嘔吐・下痢
猫伝染性腹膜炎に感染し、肝臓や大腸や腎臓等の臓器に影響を与えるを起こした時に臓器機能障害や臓器不全を引き起こします。この時に食欲不振や嘔吐や下痢がよく見られます。
単純な消化不良による一時的な嘔吐や下痢ではなく、数日続く嘔吐や下痢を確認した場合、かかりつけ医の様子を見てもらうことを推奨しています。
– 無気力
「積極的に行動しなくなる」「一日中寝ている」「一人でいようとする」等の活動性の低下や無気力な状態も猫伝染腹膜炎の初期の症状としてよく観察されます。
目に見えて症状が悪化するよりも前に猫ちゃんの体内で炎症反応が起こっているため無気力な状態が続いています。
– 腹部または胸部の腫れ
FIPウイルスが血管内に作用して血管の透過性が高まることによって腹部や胸部に液体が貯まることによって起こります。この場合は主にウェットタイプのFIPを疑わないといけません。
レントゲンや超音波検査といった画像検査を通して浸出液を確認した場合、浸出液を一部採取して体液分析を行いFIPの可能性を診断します。FIPの場合浸出液は粘りのある黄色い液体という見た目が特徴です。
– 呼吸困難
胸水を伴っている場合、呼吸を行う肺の周りに水が溜まるため、正常な呼吸が困難になります。そうなると血中酸素濃度の低下、呼吸回数の増加、心拍数等様々な異常が見られ、生命への危険を伴います。
FIPの治療開始後も2週間程度は慎重な観察と管理を積極的に行ってください。
▶ 胸水を伴うFIP治療について
– 黄疸
ビリルビンの影響により、皮膚(お腹・歯ぐき・耳の内側)や白目の部分が黄色に変化したり、尿が濃い黄色に変化した状態です。FIPに限らず他の重大な病気の可能性もあるため黄疸の症状を発見した場合はすぐにかかりつけの動物病院のもとに検査と処置を求めるようにしてください。
黄疸が見られる場合、肝臓、胆のう、脾臓の影響が大きく、貧血を引き起こしている可能性もあります。
– 貧血
猫伝染性腹膜炎に感染すると、酷い貧血を伴うのも一つの特徴です。歯ぐきや鼻や目が白っぽく変化します。
ウイルスや細菌と戦う免疫システムの異常な反応により赤血球を破壊するタイプの貧血の場合、貧血による症状が急速に進行するため、早めの処置が必要になります。
FIP治療を行うと次第に貧血は次第に改善していきます。必要に応じて輸血をしながら管理を行ってください。
– 目の炎症（眼球症状）
ブドウ膜炎を始めとした、眼球の炎症が確認できます。
FIPウイルスによる眼球症状を確認した場合、治療を行うと次第に良くなっていきます。
▶経口薬の投薬量案内 ▶注射薬の投薬量案内
また、フラッシュ等のライトを使用し瞳孔の肥大が無いか、また左右に問題なく動くのかをチェックすることも大切です。内部の眼球神経の方にもFIPウイルスが侵入していないか確認してください。
– 神経症状
平衡感覚を失う、発作、眼球の動きの異常、ジャンプ不可能、足を引きずって歩く等の行動の異常を伴う場合、すぐに獣医師による診察を受けてください。
早期に適切な投薬量で治療を行うことで、FIPウイルスによる神経への損傷を最大限押さえて治療後の回復を助け、後遺症の発生を防ぎます。
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Cloverでは5年に渡りCurecat（キュアキャット）とHopefip（ホープエフアイピー）と共に5,000匹以上の猫ちゃんとご家族と共に治療を歩んできました。FIP治療の豊富な知識と経験・治療成績による信頼を得てきたGS-441524治療剤でどこよりも迅速に、治療サポートチームと共にFIP治療情報の提供を行います。
猫伝染性腹膜炎治療について気になることは、愛猫ちゃんの情報と共にお気軽にご相談ください。
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