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こんにちは~ FIP Cloverです!

今回は猫伝染性腹膜炎の症状の中でも「神経症状」と「後遺症」について紹介していきます。

猫の病気である猫伝染性腹膜炎の治療薬GS-441524やモルヌピラビルや再発・耐性用FIP治療薬を販売しているFIPのCloverが紹介するFIPウイルスによる神経症状の紹介と後遺症の可能性、回復時期の解説

一般的にFIPには、ウェットタイプとドライタイプの2種類が存在します。

その中でもFIPウイルス(FIPV)と猫ちゃんの免疫機能が一定の均衡を保っている場合、ウイルスが長い時間をかけて脳や眼球を保護する血液障壁を突破した時に脳や脳脊髄神経等に損傷を与えます。運動障害が見られる時に神経症状、眼球に症状が見られる時に眼球症状と判断されます。

神経症状の場合、血液検査が正常であっても、臨床症状よりFIPか判断されることもあります。またFIPによる症状ではなく他の疾患による症状の可能性もあるため様々な面から慎重に検討する必要もあります。

  • 四肢不全麻痺
  • ジャンプ不可能
  • 足を引きずって歩く
  • 発作
  • 痙攣
  • 異常行動(徘徊、一方向に回り続ける、トイレの失敗、ご飯の器を見つけられない等)

FIP治療薬はFIPVの制御を行う薬剤です。ウイルスによって発生した損傷を治療する薬剤ではありません。
よってウイルスが体内から消えた≠脳の損傷が治ると考えなければいけません。

病気の進行により酷く損傷を受けた子、脳が育つ時期の1歳未満の子は、特にウイルスが猫ちゃんの体内から消えても後遺症として該当の神経症状が残るという症例があります。

かかりつけ医である動物病院の先生と相談しながら発作等の管理を行っていきます。残った神経症状は猫伝染性腹膜炎治療終了後4~8週間程度、症状が酷い場合は一年程度かけてゆっくりと良くなっていく様子がほとんどです。

治療前よりも神経症状による該当症状の程度が酷くなっていなかったり、痙攣等の回数が増えていないかを確認します。そして血液検査や食欲等の猫ちゃんの状態に問題が無ければ後遺症と判断し猫伝染性腹膜炎の新薬治療の終了し、様子をこまめに観察するようにします。


適切な投与量で治療を受けていれば、通常は治療中から猫伝染性腹膜炎治療終了後の観察期間をかけて、現れていた神経症状が次第に良くなります。焦らず、よく猫ちゃんの状態をよく見守り必要に応じたケアを行ってください^^

神経症状かどうか判断が難しい場合や投与量の検討についてお気軽に相談ください!みんなで一丸となって最善の治療を行っていきましょう。

FIP治療薬として安全で有効であるGS-441524の注射剤やGS製剤錠剤をはじめとして、その他Hopehip(ホープエフアイピー)よりモルヌピラビル治療剤やCurecat(キュアキャット)ブランドより再発耐性治療に効果を見せているカプセル状の配合剤を提供しています。 猫コロナの変異ウイルスである猫伝染性腹膜炎治療薬に関して気になること、投与量の確認、ハイブリッド治療について、購入の相談等お気軽にお問い合わせください^^