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こんにちは(*^_^*) FIP Cloverです。

猫伝染性腹膜炎の治療にあたり治療初期に確認したい猫ちゃんの状態について前回簡単にまとめました。状態を把握しておくと、安定的に治療効果が期待できる投薬量の決定等が可能になります。まだ見てないよという方は参考にしてみてください!

猫の病気である猫伝染性腹膜炎の治療薬GS-441524やモルヌピラビルや再発・耐性用FIP治療薬を販売しているFIPのCloverが紹介する食事量や副作用について

さて!今回はFIP治療の開始にあたり大切なことや知っておきたい内容を整理していきます。

猫伝染性腹膜炎に使用されている治療薬は、猫ちゃんの体内で既に増殖し問題を引き起こしていたFIPウイルスを制御するお薬です。FIPウイルスによって引き起こされた体内の損傷の進行を阻止したり、治療する薬ではありません

猫ちゃんの異変を感じてから動物病院に来院し血液検査やレントゲン、エコーなどのチェックを通して、体内の損傷状態や健康状態を把握します。必要に応じて輸血や輸液等を獣医師と相談し積極的に処置を行う必要があります。

猫伝染性腹膜炎治療薬による治療開始したからと安心は禁物です。上でも説明したようにFIPウイルスによって発症した症状を治療する薬ではない為です。既に現れているFIPウイルスによる臓器不全や脱水等の症状に対しては、新薬の効果を得られウイルスを抑制できるようになるまでは、医療支援を行う必要があります。

特に胸水や膿胸がかなり進行している場合は、猫ちゃんにかなりの体力の消耗と苦痛を与えています。症状が該当する場合、可能な限りの医療支援を受けてください。

根本的に猫伝染性腹膜炎の治療を後押ししてくれる大切なものは、自己免疫機能の回復と基礎体力の向上です。

FIPに罹ると食事量が著しく減り、場合によっては全く食べないということもあります。高カロリー食や猫ちゃんが食べられるものを探し、強制的にでも少しずつご飯を与えてください。嘔吐が伴う場合が多く、1回の食事量を少しずつこまめにご飯をあげると。投与開始からの1週間は食事の面でのケアも大切です。

1人で食べられるようになった以降も1日に必要摂取カロリーが摂取出来ているかも気にかけてあげてください。

猫伝染性腹膜炎によって低下した免疫力や体力によって、FIP治療中でも様々な病気に罹ることが少なくありません。

口内炎、猫カビ(皮膚糸状菌症)、発熱、猫ヘルペス等の疾患が同時に起こる場合があります。この時にFIP治療薬による副作用かもと心配する方が多くいます。しかしこれらの症状は、FIPウイルスと免疫機能が戦っていたり、またはFIPウイルスが免疫細胞を攻撃していることによって起こる症状です。健康な時は免疫機能によって防ぐことが出来た細菌等にも脆弱なるためです。

やはりFIP治療中に起きた病気に関しても、獣医師の先生と相談し猫ちゃんのケアを行っていけば問題ありません。治療に必要な薬と並行して服用したり、補助剤の服用が可能です。

今回は猫伝染性腹膜炎と戦う猫ちゃんに多く共通する内容をまとめました。治療中の症状について気になること、不安なことがありましたらお気軽に相談ください^^ 必ず治療に終わりはあります。動物病院の先生、猫ちゃん、ご家族みんな一緒に治療を頑張っていきましょう

FIPの治療に安全で有効であるGS-441524の注射剤や錠剤をはじめとして、その他Hopehip(ホープエフアイピー)よりモルヌピラビル治療剤やCurecat(キュアキャット)ブランドより再発耐性治療に効果を見せているカプセル状の配合剤を提供しています。

猫伝染性腹膜炎治療薬に関して気になること、投与量の確認、購入の相談等お気軽にお問い合わせください^^