こんにちは、Cloverです。
前回はFIP治療前のチェックポイントについて解説しました。
FIP治療前のチェック項目への該当が多いほど、よりきめ細かなケアが必要となります。
該当する項目の組み合わせにより、初期の治療経過がある程度予想することが可能です。
FIP治療前にチェックしたい6つの状態 – Clover
さて、今回はの記事では治療開始後に最も重要な初期のケアについてお伝えしていきます!
FIP治療は「最初の3〜7日」が重要
FIP治療薬を使い始めてから最初の3〜7日間が非常に重要な時期とされています。
近年使用されている抗ウイルス薬(GS-441524やモルヌピラビル)の投薬によって猫伝染性腹膜炎ウイルスの制御を始めます。それまでにダメージを受けた臓器がすぐに元通りになるわけではありません。すでに進行している臓器の損傷などによって臓器不全・ショック・脱水などの症状が現れることがあります。
かかりつけの獣医師さんと確認した健康状態によって
輸血や点滴など必要に応じたケアを積極的に行い猫ちゃんの体を支えてあげることが不可欠です。
医療サポートが必要になるケース
脱水、貧血、栄養失調など見られる場合
点滴や輸血、そのほか必要に応じた処方を受けて対応する必要があります。
特に危険なケース
胸水や膿胸がある場合
呼吸や体力に大きな負担をかけて急激に状態が悪化する可能性があります。
FIP治療とは別に可能な治療を積極的に行なっていきます。
自己免疫と体力の回復
FIP治療中は食欲には気を遣うことは知っているかと思いますが
実際の摂取量はどうなのか見落としがちになっている方が多いかと思います。
FIPと戦うための猫ちゃん自身の免疫力と体力ならびに生命を維持するため
食事量や必要カロリーが摂取できているかということに気を遣う必要があります。
対応方法
食事量が格段に減ったり、全く摂取できない場合以下のことを検討していきます。
- 高カロリー食を使用
- 流動食にする
- シリンジで少量ずつ与える
重要なポイント
少しでも摂取できるようにサポートを行うことが最優先です。
- 一度に多く与えない
- 少量をこまめに
- 嘔吐があればさらに分割
併発疾患のケア
猫伝染性腹膜炎により低下した免疫力や体力により、他の病気を併発しやすくなります。
- 口内炎
- 皮膚真菌症などの皮膚トラブル
- 鼻水など猫風邪の症状(ヘルペスなど)
「FIP治療薬が効いていない」「副作用ではないか」「FIPの治療中だから仕方ない」と見逃さず、気になる症状があればすぐにかかりつけ医に相談しましょう。併発疾患を個別に治療することで、猫ちゃんの負担を減らすことができます。
この3つのポイントがFIP治療を開始するにあったて
多くの子たちに当てはまる内容となるため、今回内容を整理してみました。
猫伝染性腹膜炎治療薬は体内で増殖して問題を起こしていたFIPVを制御するための薬です。
ウイルスによって受けたあらゆる損傷を防いだり、治療をする薬ではありません。
- 保護者:細やかなケアと観察
- 動物病院の先生:適切な処置と処方
- FIP治療薬:ウイルスの制御
それぞれの役割の中で適切に連携しながら、治療を進めていくことが大切です:)
FIPは猫ちゃんによって症状が千差万別です。だからこそ、多角的なケアが「寛解」への鍵となります。
CloverではGS-441524を用いた治療から
耐性/再発の高度な治療ができるようにモルヌピラビルや配合剤まで幅広く取り扱っています。
「どのような製品が良いのか」「今の治療で大丈夫?」「再発してしまった」など
FIPについて気になることがあればいつでも相談ください 🙂
